【医学雑誌 寄稿】Precision Medicine 臨時増刊号「AIを搭載した医療機器の臨床応用」

AIを搭載した医療機器の臨床応用 気になる歯科情報

この記事では、Precision Medicine誌の2023年6月臨時増刊号(2023年5月31日 発売)で特集されている「AIを搭載した医療機器の臨床応用」において、私のAI研究に関する内容を寄稿させて頂いたためご紹介させて頂きます。

昨年、日本メディカルAI学会 代表理事の浜本 隆二先生(国立研究開発法人 国立がん研究センター研究所 医療AI研究開発分野 教授)から歯科口腔外科分野における記事のご依頼があり、執筆させて頂きました。

私がこれまでに取り組んできたパノラマエックス線が画像におけるAI開発の内容を中心に記載しております。最新の医療AI開発にご興味のある方は、ぜひご覧頂ければと思います。

また、これまでにPMDA(医薬品医療機器総合機構)に製造販売承認(薬事承認)された24の医療AI機器に関する記事は下記をご覧ください。

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特集タイトル

Precision Medicine 2023年6月臨時増刊号「AIを搭載した医療機器の臨床応用」

著者

浜本 隆二(国立がん研究センター 医療AI研究開発分野)
田島 聖士(AOI国際病院 歯科口腔外科)
山田 滋美・近藤 裕子・山田 真善(国立がん研究センター 医療AI研究開発分野 他)
笹野 哲郎(東京医科歯科大学 循環制御内科学分野)
藤井 誠志(横浜市立大学 分子病理学)
小松 正明(理化学研究所 革新知能統合研究センター がん探索医療研究チーム 他)
陣内 駿一(国立がん研究センター 皮膚腫瘍科)
馬場 智尚・小倉 高志(神奈川県立循環器呼吸器病センター)
宮木 康成(三宅おおふくクリニック 他)

目次

■ 巻頭グラビア
AI を活用した歯科X線画像の解析/田島 聖士

私が研究している「歯科口腔外科分野における医療AI開発」に関する記事は下記をご覧ください。

■ 特集
-特集に寄せて-
総論 加速する AIを搭載した医療機器の臨床応用/浜本 隆二

1. 内視鏡AI診断支援システムがもたらす医療の進化/山田 滋美・近藤 裕子・山田 真善
2. AIと遠隔モニタリングを用いた心房細動の早期発見/笹野 哲郎
3. 病理学とAIの恊働/藤井 誠志
4. 説明可能AIを用いた超音波画像診断支援/小松 正明
5. 人工知能を用いた皮膚腫瘍予測システムの開発/陣内 駿一
6. COVID-19感染者検出を目的としたAI画像診断サポート開発/馬場 智尚・小倉 高志
7.産婦人科領域における医療AIの臨床応用/宮木 康成

出版社

株式会社 北隆館

Precision Medicine 2023年6月臨時増刊号 AIを搭載した医療機器の臨床応用 – 北隆館WEBサイト

価格

本体2,636円+税

発売日

2023年5月31日

参考

日本メディカルAI学会HP

日本メディカルAI学会 | medical AIに関する研究・教育・現代医学の発展に寄与
日本メディカルAI学会は学問の新しい流れに大胆且つ柔軟に取り組み形式より実質を重んずる気風を特徴に、medical AIに関する研究・教育を推進し我が国における現代医学の発展に寄与することを目的に活動しています。
プロフィール
田島聖士

日本大学松戸歯学部を卒業後、2004年から11年間、防衛省海上自衛隊の歯科医官として勤務し、2010年に遠洋練習航海(世界一周コース)で約5ヶ月間の洋上勤務(練習艦「かしま」)、2011年には東日本大震災で歯科災害派遣(護衛艦「ひゅうが」)の経験を持つ。
2015年からAOI国際病院歯科口腔外科での臨床の傍ら、深層学習アルゴリズムを用いた歯科エックス線画像のAIシステム開発を行っており、2025年から日本初の「エックス線歯科健診」の社会実装を開始する。
また、葵会グループ統括本部 医療DX戦略部長、医療創生大学歯科衛生専門学校長も兼任している。

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